上峰町郷土資料館は、郷土の先人達が残したものや、町内から出土した歴史的遺物を年代別に展示しており上峰町の長い歴史と文化の軌跡をたどることができます。

常設展示室にはいると、佐賀県重要無形民俗文化財に指定されている「米多浮立」の実物大の人形が中央に展示してあります。3体の若者を表現した人形が、頭に大きなかぶりものをつけて舞う、天衝舞(てんつくまい)の踊りを再現しています。この浮立は、約350年の歴史があり、2年に1度10月25日に近い土曜日、日曜日に前年日に老松神社の秋祭りに奉納されています。次は平成17年に行われる予定です。そして、それらを囲むようにして展示ケース等があり町内から出土した縄文、弥生、古墳各時代の考古資料を中心に展示しています。特に石器や土器に触れる体験コーナーは子供達に人気があります。

最近では、展示室の一角にハゼの実から鑞(ろう)を作る鑞づくりの道具「製鑞具(せいろうぐ)」の展示を開設しました。明治時代から昭和の初め頃まで使われていたものです。また、ふるさと学館の玄関入り口正面には佐賀県天然記念物「八藤丘陵の阿蘇4火砕流跡と埋没林」の調査で出土した樹幹の輪切りを水槽にて公開しています。